非エンジニアもハッカソンに参加する理由

ハッカソンにはエンジニアしか参加していないように思われるかもしれないが、それは間違いだ。
現在では、非エンジニアもエンジニアと同じくハッカソンに参加している。
そしてハッカソンの運営側も、非エンジニアの参加を歓迎している。

なぜハッカソンの運営側は、非エンジニア参加を歓迎しているのなぜだろう。
それは、アイディアがより深まるというメリットがあるためだ。
新しいシステムをエンジニアたちが考える場合、彼らは技術力があるがゆえ、プログラムでそのシステムを作ることが「可能か不可能か」で判断しがちになる。
これに対して非エンジニアは技術がないので、システムを作ることが「可能か不可能か」の判断ができない。
そのためエンジニアたちがあまり意識しない「システムを使う側」に目線が行くようになる。
システムを作る側の目線が強いエンジニアと、システムを使う側の目線が強い非エンジニア、この両者が一緒にいると様々な意見を出るようになり、結果としてアイディアがより深まるようになる。

また、非エンジニアがエンジニア向けのハッカソンに参加することにもメリットがある。
それが「エンジニアについて学べる」ということだ。
エンジニアの仕事はプログラミングだけでない。
スケジューリングや目標設定、進捗管理など、システムを作るためには様々な業務をこなす必要がある。
そのため非エンジニアはプログラミングだけでなく、スケジューリングなどシステム開発で行われている様々なことをハッカソンで学ぶことができる。