フリーランスが活用するべきハッカソン

ハッカソンは、IT技術に関する体験型イベントだ。
通信技術やソフトウェアの使用法などテーマにそって基調講演が行われ、その後にテーマに関する実践の時間が設けられているのが通例だ。
IT業界において新鮮なテーマが設定されるので、プログラマーなど技術職には注目のイベントと言える。

ハッカソンを特に活用するべきなのは、フリーランスとして働く人だ。
フリーランスは企業に所属せずに働いているため、新しいテクノロジーについては自主的に学ぶ必要がある。
その点、ハッカソンなら講演による技術的な解説があるだけではなく、実際に試す時間もあるので学習機会として都合が良いだろう。

フリーランスがハッカソンを活用すべき理由は学習以外にもある。
人脈を広げる機会として積極的に参加するべきだろう。
ハッカソンにはプログラマーやエンジニアなどが多数集まり、テーマに関心がある人たちばかりなのでコミュニケーションがしやすい。
また、実践の時間ではチームを組んで作業するので、実力や人柄をある程度アピールできる。

ハッカソンによっては実践の結果を表彰することもあるので、場合によってはネットニュースなどで自分の名前が拡散されるかもしれない。
うまく知人が見つかればその人が将来の顧客になったり、共同でプロジェクトに関わったりすることは十分にありうる。
フリーランスとしてのキャリアが浅いのなら、同業者と交流できる機会があれば迷わずに活用するべきだろう。
フリーランスにとって、学びの場であると同時に知人を増やすきっかけになりうるのが、ハッカソンだ。